ゲームソフト評価 点数一覧
ゲームソフト評価 点数一覧
これまでに評価して来たソフトの評価点数一覧です。(100点満点中)
1 戦場のヴァルキュリア4【Switch】 95点
https://nappy3.hatenablog.com/entry/2020/05/06/173931
2 ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団【Switch】 82点
https://nappy3.hatenablog.com/entry/2020/05/10/203510
3 大神 絶景版【Switch】 65点
https://nappy3.hatenablog.com/entry/2020/05/19/031730
4 マーセナリーズサーガ クロニクルズ【Switch ダウンロードソフト】 80点
https://nappy3.hatenablog.com/entry/2020/05/21/203854
5 ウィッチャー3 ワイルドハント【Switch】 40点
6 真・女神転生V【Switch】 90点
https://nappy3.hatenablog.com/entry/2022/03/25/131716
7 トライアングルストラテジー【Switch】 100点
https://nappy3.hatenablog.com/entry/2022/03/28/120939
大神 絶景版 評価【Switch】
大神 絶景版【Switch】
65点/100点
大神は「おおかみ」と読みます。
2018年発売。
初期は2006年にPS2で発売されました。
ストーリーは続きものではないので、本作からのプレイで全く問題ありません。
ストーリー紹介
100年前、英雄イザナギによって封印された怪物ヤマタノオロチ。その戦いの際に、イザナギをさまざまな神秘の力で手助けをした白狼・白野威(しらぬい)は、神木村にある神木の袂に像が作られ、村の守り神として祀られていた。
しかしそれから百年が経ち、オロチを封じていた宝剣「月呼」が何者かに引き抜かれ、オロチは復活する。
だが、木精サクヤ姫の力で大神(狼)アマテラスも神木村にある白野威像に宿り復活。ヤマタノオロチを倒し、ナカツクニの安寧を取り戻すために、絵師のイッスンと共に旅に出る。
(出典「Wikipedia」)
水墨画のような画面が異彩を放つ本作。
主人公の狼(見た目は完全に白い大型犬ですが)を操作し、進行していくアクションゲームです。
時には画面をタッチし、プレイヤーが狼さんの手助けを行います(筆しらべというシステム)。なんとなく自分が外界の神になったような感覚。
難易度は低め、子供でも十分楽しめるでしょう。
徹底した「和」の世界観が、不思議な程にホッと落ち着きます。
自分は日本人なんだなあとつくづく。
キャラクター達の何ともすっとぼけたような、かわいらしいしぐさや会話が良い空気感を作っています。
毛穴まで再現されているような、作りこまれたリアリティのある絵が必ずしも良い訳じゃない。これでいいんだよ感を改めて感じさせてくれる作品です。
カメラアングルに難ありといった評価が散見されますが、実際プレイしたところ
「やっぱり酔いました」
これだけはもうちょっと工夫が欲しかったところ。
オンリーワンな世界感なので熱狂的なファンがいるのも頷けます。
実に味のある作風で、世界観も大好きなのですが、筆者はそこまでのめり込めなかったです。戦闘がどうしても単調になるのと、難易度が低すぎるのかな、と。本当に美しい画像なので実に惜しい。
トータルで考えると子供へのプレゼントには最高です!
「ウォーキング・デッド」の紹介と無料で視聴する方法
「ウォーキング・デッド」の紹介と無料で視聴する方法
ネタバレの記載はないため、安心して読んでください。
(そのため写真画像は使わず、テキストによる表現になることをご了承ください)
ウォーキング・デッドとは、アメリカ合衆国で2010年から現在(2020年)も放送されているテレビドラマである。
荒廃したゾンビだらけの終末世界の中で、主人公グループが生き残るために戦う姿を描く。
いわゆる「ゾンビもの」ではあるのだが、そのジャンルで括ること自体無理がある。
主人公達は次々と、理不尽で絶望的な状況に追い込まれていく。しかし、その事由はゾンビだけではない。
ゾンビ(作品中では主に「ウォーカー」と呼ばれる)の描写はとてもリアルで、キモく、そして怖い。
だが、この物語の中で本当に恐ろしいのは「人」である。
荒廃した世界の中では、人類は手を取りあり助けあって生きていくのであろうか。
作中におけるその答えは必ずしもYESではない。
モラルが崩壊し、人の目を気にする必要すらない世界においては、自分自身あるいは家族、周りのわずかな同士こそが優先であり、他者は自分達に害をなす存在、恐怖の対象、あるいは搾取すべき対象でしかないと判断されることが珍しくはないのだ。
いつどんな死に方をするかも分からない世界、未来を見据えることができない世界、その中で、人々はいがみ合い、騙しあい、そして裏切りあい、殺しあう。
そして、それはとても残酷に。
アメリカのホラーと言えば、1980年の作品「13日の金曜日」に代表されるような、いわゆる「スプラッター」が主流であった。
ナタで切られて血がプッシャー!肉片バッシャーン!という何とも分かりやすく恐怖を煽る。
対して、日本のホラーは1998年の作品「リング」に代表されるような、いわゆる「おどろおどろしさ」ではなかろうか。
グロテスクな映像による視覚的恐怖のみに頼らない「心理的な恐怖」。それこそが古くからジャパニーズホラーの王道だ。
ウォーキング・デッドは、そのどちらにも属さない、いや、どちらの特性もあわせもった独自の進化を遂げた成功例だ。
登場人物が死ぬ時やウォーカーが倒される時は、なんともリアルで生々しい描写をする。肉が裂かれたり潰された断面も余裕で映している。
映像技術も映画並みのものだ。ロケットランチャーで複数の人物が降り飛ばされるシーンでは、スロー再生で粗を探しても見つけられないレベルだ。
対立するグループとの抗争では、相手グループはこう考え実行してくる、「どんな手段を使えば相手が一番困るのか、心理的に追い込めるのか・・・・」
その作戦は実に卑劣で非人道的なものだ。なんとも形容しがたい心理的恐怖や嫌悪を感じる。
このように「スプラッター」と「おどろおどろしさ」を融合させ、最新技術を用いて表現しているのが本作の凄さのひとつであると言える。
アメリカ人はゾンビが好きだ。とても好きだ。
筆者がアメリカを訪れた際に、有名テーマパークに行ってみたのだが、パーク内にはとてもリアルな血まみれのゾンビ人形があちこちに点在しており、大変驚かされた。
子供もいっぱいいるのにゾンビ。フランクフルト売り場のすぐ横にもゾンビ。日本だったら考えられない!
なぜ彼らがこうもゾンビ好きなのかを調べてみたことがある。
諸説あったが、
アメリカ合衆国は言わずもがな他民族国家である。故に「自分とは肌の色も価値感も異なる存在」がまわりに大勢いる。
例えば集合住宅で隣に住んでいる人とは顔をあわせることがない。ひょっとして隣人は「ただの他人」ではなく、実は自分とは全く異質なる存在、つまり「分かりえない、得体の知れない何か」なのではないか、という想像。
その「分かりえない、得体の知れない何か」のメタファー(暗喩)としてゾンビが生み出され、恐怖の対象としての地位を得て広く認知された。
という解釈を目にした時は思わず納得した。
すなわち「他民族国家」というアメリカ合衆国のもつ特性による産物であると言える。
さて、ウォーキング・デッドに話を戻すが、
その面白さの一つに、「登場人物が急に死ぬ」ことが挙げられる。
物語の初期からいる仲間や、戦闘力が高い者、これからリーダーシップを発揮しそうだな、という人物が急に死んだりする。
あまりの唐突さに、決して誇張ではなく「エッ!」と実際に声をあげてしまったことが複数回ある。
この唐突さが凄い。すごすぎる。
アメリカの古いホラー映画では、「こんなのへっちゃらさ!」としゃしゃり出てくるお調子者が真っ先に犠牲になるのがお約束であったが、
本作には全くそれがない。死亡フラグが全く見えない!
この強力なスパイスのおかげで、戦闘シーン以外のパートがとても緊張感のあるものになり、目が離せなくなる。
そして、ごひいきのキャラクターが死んだ時には、物語の登場人物達と一緒になり、その死を悲しむのだ。
日本の作品ではこういった趣向はなかなか無い。
子供心に手塚漫画「火の鳥」で主役級のキャラクターがあっさり命を落とした時は衝撃を受けたものだったが、本作においては人は復活しない。火の鳥はいない。
筆者が10年間もの間、どはまりしているウォーキング・デッドを視聴するには下記「U-NEXT」をすすめる。
31日間無料期間があり、高画質で動画を楽しめる。
その間に退会した場合にはまったく料金はかからず、しつこい勧誘もない。
筆者は実際にそうしたので大丈夫。
また、まれに退会後にも復活キャンペーンがあるようで、再度31日間の無料登録のお知らせが来た。実においしい。
もちろん、本作以外のタイトルも山ほどあるが「ウォーキング・デッド」を見たことがない人は絶対に見てみて欲しい。グロ系が苦手でなければ必ず楽しめる。
しかし、日本のエンタメは大きく水をあけられてしまったなあ・・・。
規制だらけで何も出来ないんだろうな・・・・国内のドラマは。応援してます。
ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団 評価【Switch】
ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団評価【Switch】
82点/100点
プレイ動画
https://www.youtube.com/watch?v=WAV1TAXfPrk
2018年発売。
ダンジョンRPGに位置づけされる。
本作の良い点は何と言ってもストーリーにあります。
先の読めない展開ばかり、そしてSwitchのソフトでこんなことして大丈夫かと心配になるような、痛グロな描写があったり。
システム的にも他のソフトには無い要素がとても多いです。
例えば、ダンジョンRPGなのにまさかの普通に壁をぶっ壊して進みます。
ゲーム内で「いいか、このダンジョンを正攻法で進もうと思うなよ」的なことすら言われる始末。新しい。
さらに、本作の目玉要素としてはパーティの最大人数が多いです。なんと40人!
戦闘のテンポが悪くなりそうなものですが、そこまで気になる程でもなかったです。
物語は、若くていじわるな魔女ドロニアと、その弟子の幼女ルカを中心に進みます。
始めこそ、ルカの甘ったるいしゃべり方がイヤでしたが、中盤以降になるとかわいいルカが心配でたまらなくなります。
ええ、そうです。開発の思う壺。
そこまでメジャーなタイトルではないからこそ出来た、攻めたゲームだと思います。
王道に飽きた方はプレイしてみてください!
戦場のヴァルキュリア4 評価【Switch】
戦場のヴァルキュリア4【Switch】
95点/100点
2018年発売。
ジャンルとしては戦争シミュレーションRPG。
特性の異なるユニットを操作し、敵の動きを予測しながら戦略を立て、敵の全滅、拠点を占拠する等の目的を達成していきます。
ストーリーはシリーズで連続するものではなく独立しているため、はじめての方でも十分に楽しめます。
ボリュームが相当あり、かなり長く遊べます。他のソフトでもなかなかここまでのボリュームは珍しいのではないでしょうか。
ゲーム画面は特徴的なタッチで描かれており、繊細な絵画のようです。
女の子が実にかわいい(大事)
キャラクター達のユニークな性格が生きており、恋愛があったりと、明るい要素がある反面、題材が戦争であることから、全体的に絶望的で重苦しい雰囲気の中でストーリーは進行していきます。このダーク感が実に好き。
難易度もちょうどよく、緻密な作成を立ててみたり、戦車で強引に突撃してみたり、自分の戦略がピタリとはまってギリギリのところで勝利した時はガッツポーズもの。
初代は2008年にPS3
2は2010年にPSP
3は2011年にPSP
で発売されました。
初代は名作と謳われており、ファミ通の読者アンケートで「The best strategy RPG for the PS3」に認定されているそうです。
残念なことに、その後発売された2・3は恋愛要素が強すぎるとか「これじゃない感」があるという方が多く、筆者もプレイしていません。
本作4については初代の正統後継だという方が多いです。
実際プレイしてみて、かなりおもしろかったです。未プレイの方はぜひ遊んでみてください。おすすめします。
プレイヤーの意表をつくストーリー、難易度、ボリューム、全てのバランスが神がかっています。
そこまで絶賛してなぜ100点ではないかって?
それはもちろん「これ以上のソフトが出ることを願っているから」ですよ。
ゲームソフト評価 開始!
ゲームソフト評価の記事を開始しますぞ!
ゲーム歴は初代ファミコンから数えて実に約35年。
振り返れば実に人生の多くをゲームに費やしてきたなあとしみじみ(-_- )ウンウン
もちろん微塵も後悔なんてありません。
だってゲームは素晴らしい!ゲームに教わり、助けられ。
良作ゲームを皆さんにもお伝えできたらなあと思います。
ゲームスタイルとしては、主に通勤時間を利用してNintendo Switchで遊ぶことが多いです。
どんなジャンルも好きですが、以下の点については比較的重視しています。
・じっくりと長い期間遊べること
・シリーズものの場合、はじめてのプレイでも楽しめること(前作をやっていなくても話に取り残されることがないこと)
つまらないソフトは「つまらない!」と正直に書きます。
あまり有名どころではない掘り出しゲームなんぞ紹介できたらクールですね。
がむばります!