大神 絶景版 評価【Switch】

 
 
大神 絶景版【Switch】


65点/100点

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大神は「おおかみ」と読みます。

2018年発売。

初期は2006年にPS2で発売されました。
ストーリーは続きものではないので、本作からのプレイで全く問題ありません。


ストーリー紹介

100年前、英雄イザナギによって封印された怪物ヤマタノオロチ。その戦いの際に、イザナギをさまざまな神秘の力で手助けをした白狼・白野威(しらぬい)は、神木村にある神木の袂に像が作られ、村の守り神として祀られていた。

 

しかしそれから百年が経ち、オロチを封じていた宝剣「月呼」が何者かに引き抜かれ、オロチは復活する。
だが、木精サクヤ姫の力で大神(狼)アマテラスも神木村にある白野威像に宿り復活。ヤマタノオロチを倒し、ナカツクニの安寧を取り戻すために、絵師のイッスンと共に旅に出る。

(出典「Wikipedia」)

 


水墨画のような画面が異彩を放つ本作。
主人公の狼(見た目は完全に白い大型犬ですが)を操作し、進行していくアクションゲームです。
時には画面をタッチし、プレイヤーが狼さんの手助けを行います(筆しらべというシステム)。なんとなく自分が外界の神になったような感覚。

 


難易度は低め、子供でも十分楽しめるでしょう。

 


徹底した「和」の世界観が、不思議な程にホッと落ち着きます。
自分は日本人なんだなあとつくづく。

 

キャラクター達の何ともすっとぼけたような、かわいらしいしぐさや会話が良い空気感を作っています。

 

毛穴まで再現されているような、作りこまれたリアリティのある絵が必ずしも良い訳じゃない。これでいいんだよ感を改めて感じさせてくれる作品です。

 

カメラアングルに難ありといった評価が散見されますが、実際プレイしたところ

 

「やっぱり酔いました」

 

これだけはもうちょっと工夫が欲しかったところ。

 

オンリーワンな世界感なので熱狂的なファンがいるのも頷けます。
実に味のある作風で、世界観も大好きなのですが、筆者はそこまでのめり込めなかったです。戦闘がどうしても単調になるのと、難易度が低すぎるのかな、と。本当に美しい画像なので実に惜しい。

トータルで考えると子供へのプレゼントには最高です!